2020/07/21

研究奨励賞の授与について

共催しております「令和元年度データ解析コンペティション」(主催:経営科学系研究部会連合協議会)の成果報告会が2020年6月20日にオンライン開催され、学会から2チームに研究奨励賞が授与されました.

本年で、第26回になるデータ解析コンペティションであるが、今回はコロナの影響で時期・方法ともに変更になり、最終発表会もオンラインとなった。
しかし、内容も熱気も例年に劣らずハイレベルで、ますますデータ解析の必要性が増していることを反映していることが実感される。
提供データは東京都区内のタクシープローブデータであり、データ量も600Gbyteと過去最大でそのハンドリングの苦労も随所に垣間見れた。
学会においては、毎年独自の観点から(ソーシャルデータサイエンスの立場から)優れた発表に表彰を行ってきたが、
今回も、独自性に富む優秀な発表があり表彰となった。表彰発表は、以下の2チームである。
昨今のコロナについて、データ解析が急務として求められている時世に鑑み、学会独自の情報発信に向けて、活動の必要性を強く感じる発表会であった。

チーム名:Team Kasumi 2019
メンバー:藤野友和,神谷朋美,石井唯愛,藤野有咲子,溝俣菜々美,広田萌乃,松尾綾子,吉松美沙樹,廣木妃奈,陣ノ内成美,片岡美希(以上 福岡女子大学)
テーマ:たくびたる(病院連携タクシーの提案)

チーム名:TRIp
メンバー:田中健一,小貝洸希,丹野一輝,濱田賢吾,森本奎太郎(以上 慶應義塾大学)
テーマ:降雨時の需要増加に着目した鉄道駅へのタクシー配車モデル

(参考)データ解析コンペティション:https://jasmac-j.jimdofree.com/